マース・トップへ
ミルク色のコチカへ

 

>>> マース君のへや <<<

マース・フォト・ギャラリーへ


:2003年12月27日(土):
育ての親:ムートンさんの話

8月27日、火星が地球に最も接近した日の朝、
家の前で倒れている子猫を発見しました。
足はまったく動かず、肩に少し血がついていました。
車にはねられたのか、犬か猫にくわえられて来たのかは
不明ですが、よくぞ我が家の前に倒れていたものだと
この猫の運の強さを感じました。
病院でレントゲンを撮ったところ骨折はないが
ペーパーボーン(骨が紙のようにもろくなっている)になっている
ので良い餌をあげてくださいと言われました。
親猫に育児拒否されたのか、親猫もあまり栄養状態がよくなかったのかもしれません。
足が動かないのは何らかの原因で神経にダメージを受けたのだろうと言うことでした。

:コチカの飼い主:

マースくん、
優しい飼い主さんに拾われてよかったですね。

理由はわからないけれど、
子供の頃に下半身が動かず、しかしレントゲンをとってみると、
脊椎は繋がっている、という子猫が結構いるらしいです。

→ コチカのレントゲン写真:'01年9月6日の日記
→ コチカの足'01年9月29日の日記
→ コチカの足'01年11月2日の日記
痛々しいくらい筋肉がないでしょ。。

同じような症状で、
オムツをつけて元気にしている猫を紹介されているのを見たことがあります。
猫も飼い主も慣れてしまえばオムツもどうということはないのかもしれませんが、
決して諦めずにしつけをすれば、
オムツが不要になる可能性も大きいのでは、と思っています。
やはりない方がいいですものね。

そんな子猫を拾われた方に読んでいただければ、と思い、
HPを書いているので、参考にしていただいて、
嬉しく思います。

私の方の奮闘記を読んでいただければおわかりだと思いますが、
おしっこをその辺にしなくなったのは、ずいぶんたってからです。
できるようになる間は寝ているときにも起して叱っていたので、
ストレスのために尻尾の毛が抜けてしまいました。

→ そんな頃のコチカ:入浴後の写真

こんなにきびしくしていて、
もしも全く無駄なことをしているのだとしたら、
本当にかわいそうなことになると思いながらも、
できるのであれば、その方がお互いのために良いと思って、
やってみたら成功したのです。
コチカも辛かったでしょうが、
正直言いまして、人間にもかなりのストレスになりました。
でも今は諦めないでよかったと思っています。

その頃の精神的なストレスがその後もコチカに残っていて、
いまひとつ信頼関係がうまく結べていないようなところがありましたが、
コチカにも人間にも排泄の要領がわかった今は、
後遺症も徐々に薄れ、ウラミ(?)も忘れているようです。

ムートンさんもどうか頑張ってください。
きちきち叱ることが大事なようです。

病院で勧められて与えていたコチカのキャット・フードは、
病院でしか買うことができないようですが、
それもよかったのではないか、と思っています。

ヒルズのペット・フードのHP
の、
プレスクリプション・ダイエット“Feline p/d”
でした。
あとステロイド剤も服用していました。

足が、もっと動くようになるといいですね。

2003年12月28日(日):
育ての親:ムートンさんの話

おしっこの件ですが、コチカちゃんはもうちゃんとトイレでおしっこが
できるようになっているのですね。
マースもいつかそんな時がくるのでしょうか。

私もオムツをつけている猫ちゃんたちをHPで見ましたが
マースはいつか自力でおしっこが出来る。と心のどこかで信じている
ので、オムツをしようとは考えたこともないし、これからもするつもりはありません。

かと言って、厳しくしつける(?)ことにも少し抵抗があるんです。
マースの場合、トイレには行くのだけれど自分の意思では排尿できない
ようなんです。
足を動かすか、刺激によるものでないとおしっこが出せないんです。
それも少しずつしか出せません。
それにトイレに入っても足がしっかり立たないのですぐお尻をついてしまいます。
そんな状態でも、厳しくしつけた方がよいのでしょうか。
それがほんとうにしつけになるのか?と思ってしまいます。
ひまわりさんも、そのへんではたぶん悩まれたと思うのですが
よい結果になっているので、その判断は正解だったのかもしれませんね。
しかし、マースも同様に考えていいのかな?と、とても悩むところです。

足の方は随分良くなってきていて、階段の昇り降りも出来るようになっています。
歩くのも、後ろ足がかなり大またになりますが、お尻を落とさずに
歩けるようになりました。
なぜか走るのは得意で、両足を揃えて走るとものすごく早く走れます。
最初はまったく動かなかった足が、ここまで良くなったのだから
これからもどんどん良くなって、自分で「おしっこがしたい」とわかる日が
いつか来る。と思っています。
そんなあまい考えではダメなのでしょうか?
色んなことを考えて、どうしていいのかわからなくなる毎日ですが
とりあえず私自身ストレスは溜まっていないし、むしろマースに
ストレスを和らげてもらってる状態なので、気長にがんばってみます。
コチカちゃんがどのような経過でおしっこができるようになっていったのか
もう一度奮闘記をじっくり読ませていただきます。
実はまだ全部読ませていただいてないんです、すみません(汗)。

キャットフードは病院でヒルズかアイムスがいいだろうと薦められ
店頭に売られているヒルズ・グロース(仔猫用)を与えています。
特に病院では処方されませんでした。
それとステロイド剤を服用していたと書かれていましたが
どのような効果が期待できるのでしょうか?
時間のある時で結構ですので、お教えいただければありがたいです。

:コチカの飼い主:

おしっこの件ですが、
今は決して漏らさなくなりましたが、1日2回、
手で膀胱をつかんで出してやっています。
自力ではできないようです。

コチカは初めて会って連れて帰ったときに、
18時間おしっこをしていませんでした。

うちに来て私たち(夫と私)人間に慣れてからは、
する、というか漏らすようになったのですが、
最初の18時間は漏らさなかったので、
ということは、我慢するための神経は繋がっているだろう、
と判断し、漏らさないようにするためのしつけをしてみたのです。

コチカも眠っているときや、走りながら漏らしていました。
そのいちいちで叱っていたのです。

病院に預けたときに、他の猫たちを見て学んだのか、
トイレの砂を掻いて、座ってみたりしていましたが、
本当に小さな頃は座れませんでしたし、
大きくなってからも、
自分では出せないようでした。
何度かやってみているようでしたが、
結局出ないから、やめてしまったのです。

→ コチカのなんちゃっておしっこスタイル(010924)

今でも半年に一度くらいは、思い出したように、
トイレに自主的に入って猫のトイレ座りをしてみているのですが、
やはり自分では出せないようです。

そうそう。
コチカは最初のうち、ケージに入れてました。
おしっこの臭いには辟易するし、
借家なので、ずっと臭いが残ってしまったらまずい、
ということもありまして。

その頃はそのケージの中に置いたトイレの中で暮らしていました。
トイレに慣れさせるためです。
これは獣医さんのアドヴァイスでした。

今ではそのケージはセーターを干すのに重宝しています^^;

→ ケージをしつらえた('010915)

*

ウンチは、ところてん方式に押し出されてくるらしいのですが、
直腸にたまってくるとわかるらしく、鳴いて知らせます。
すると抱っこしてトイレに連れて行き、
肛門の周りを押して出します。

でも間に合わないときや、人間がいないとき、
それから気に入らないことがあったときには、
だまっているので、その辺にしてしまいます。

そうすると、知らずにふんずけてしまい、
あーおせんべ作っちゃった〜ということに(笑)。。

私はいまだにコチカの体がさらに整って、
自分でできるようになるかもしれない、と思い、
粗相をしたら、いちおう叱るようにしています。
ウンチを見せて臭いをかがせ、
背中の皮膚をきゅっとつねっています。

ときどきトイレに座っていたりするのを見ると、
なにかの刺激が筋肉に作用して、
偶然にでも直るかもしれない、という気がして、
だったら、そんなチャンスを奪ってはいけない、
と思ったりするからです。

でも、コチカはオス猫特有のマーキングをしません。
トラのように、尻尾を持ち上げて後ろ向きにシュッ、
とおしっこを引っ掛けるものです。
コチカはこれができない。。
だからはやり100%は期待できない、
というのが正直なところですけれどね。

マースちゃんの場合も、
とりあえずは、漏らしてはいけない、
ということを教えるべきなのでは、と思います。
教えなければわからないことですし。

よくわかりませんが、そのようなことは、
なるべく小さいうちの方が、覚えやすいように思うのですが、
どんなものでしょうか。

コチカの足腰がしっかりした最初の要因は、
レントゲンを撮ってもらったときに、
看護婦さんにマッサージをしてもらったことでした。
これは私たち夫婦も毎日続けていたのですが、

その後、
いただきものの起き上がりこぼしのネズミのおもちゃを
与えてみたら、ネズミ部分がうさぎの毛でできているからでしょう、
う〜〜〜〜などと声をあげ、噛み付いてあちこちへ持っていき、
興奮して格闘しているうちに、一気に足がよくなりました。
これは本能が直接刺激されたからだろうと思うのですが、
ほんと、驚くほどの効き目がありました。

*

ステロイド剤は、筋肉をつけるためのものだったようです。
体操の選手やボディ・ビルダーの人たちが使うのと同じようなものではと思います。

錠剤で1週間分もそんなに高くなく、5−600円だったような。
その服用が終わってから、1本1500円の注射も勧められましたが、
高価な分、強くて恐い薬のように思えたことと、
すでにネズミのおもちゃで、
薬に頼らずとも筋肉がついてきたようなので、
やめました。

なにしろ運動させることが肝心で、
そのためには興味のあることや、
猫にとって必然性のあることをさせることだと思い、

居間の鴨居に板の橋を渡し(高いところが好きなので)、
別の板で鴨居渡しへいくための坂道を作り、
またその坂道からはスチール製の棚にも行けるようにしました。
そんなわけでうちの居間はフィールドアスレチックさながらなのですが、

→ 天国への道(?)を作った'01年12月15日(生後5ヶ月)の日記
→ 鴨居渡し'02年3月31日の日記

今はそのスチール製のラック("物見やぐら"という)をの上で
日がな一日窓の外を眺めたり、昼寝したり。
→ 居間の物見やぐら

* * *

コチカの場合は、後ろ足のかかと部分の筋肉がうまく伸びないので、
坂道(猫にとっては少々急なのですが)は効果があったようです。

それから、うちは古い日本家屋で木の柱が多いのですが、
登りそうな柱には、切り売りの絨毯を下から上まで、
巻きつけました。
そこでコチカは爪を研いだり、登ったり降りたりして遊んでいます。

人間の休みの日には公園に行って木に登らせてみたり。。

→ 初めての木登り'01年11月24日の日記
→ 木登り'01年12月1日

マースちゃんとコチカは良く似た障害……たぶん同じ?のようですが、
症状が違うようですね。

コチカも後ろ足がそろわず、
前脚でよっこらしょと腰を持ち上げて後ろ足をそろえてから、
歩き出していました。

それができない間は、人間がそろえてあげていました。
でも、走り出すなんてずっと後のことです。

走っていて曲がり角にくると腰がくだけるようにして転び、
でも全然めげることなくまた腰を持ち上げて後ろ足をそろえて…
というのを繰り返して走っていました。

マースちゃんが走るのが得意なら、
なるべく走らせてあげるのがいいかもしれませんね。

だんだんできることが増えてくるのって、
見ていて嬉しいしかわいいし、面白いですよね。

*

昨日の早朝、帰省のため東京の家を出てきました。
フェリーに乗るのですが、
コチカが船酔いをしてゲボゲボやるので、
半信半疑でペット用酔い止めを飲ませたら、
吐きませんでした。

実家では、
東京の家ほど景色の面白い(コチカにとって)窓がないので、
退屈するようです。
さてこれから4日まで、どのように過ごしましょうか。。

:2004年1月3日(土):
育ての親:ムートンさんの話


こんばんは。
立て続けの来客にマースはぐったり。
今は死んだように眠っています。
お正月はゆっくり休めましたか?私はなんとなくバタバタして
もう明日から仕事なんですよ〜(泣)

おしっこの件、詳しくお教え頂きありがとうございます。
コチカちゃんもまだ自力ではできないのですね。

マースは昨日庭で遊んでいる時、頻繁におしっこを飛ばしていました。
外から帰った後も普段よりも飛びやすくなっていて掃除したばかりの床が〜!
でも、どうしても怒る気にはなれないんですよ。
怒ると自力でおしっこを出すことが悪いことだと思ってしまいそうで。
漏らすことと、自分でおしっこをすること。
この区別、マースにできるだろうか?

あの調子ではマーキングも出来るのではないかと思います。
マースの場合寝ている時や普段はまったく漏らさないので
やっぱり足が動くことと膀胱の神経が関係しているような気がします。

マースも拾ってから2日間おしっこもウンコもしませんでした。
3日目の朝ウンコをし、夜におしっこをしたのですが
その時、足が少し動いたんです。
それからも、おしっこをさせる時には足をジコジコさせていました。
足が動くのは唯一おしっこをさせた時だけだったのです。
だから最初はおしっこが足のリハビリのようなものでした。
今ではできるだけトイレの中でおしりを刺激して砂の上でおしっこを
させるようにしています。

砂を掻くのが大好きで、狂ったように自分のおしっこに砂をかけています。
これは誰からも教わってないはずなので本能的に知っているのでしょうか?
おしっこの本能も思い出してくれないかなぁ〜。

ウンコはコチカちゃんと同じで、鳴いて知らせてくれます。
気がついてあげられない時はその場でしてしまいますが
たいてい気がついてトイレ(人間用)につれていきます。
最後の方は自分で最後のウンコを搾り出しています。

先日、猫用トイレを覚えさせようと砂の上でウンコをさせてみたのですが
大変なことになってしまいました。
ウンコの途中でお尻を砂の上についてしまい、肛門の粘膜に砂が
いっぱいついて、ウンコが出終わると同時に粘膜もろとも肛門の中に
砂が入り込んでしまったのです。

慌てて濡れタオルで肛門を刺激して少しずつ砂を取ったのですが
これはたぶん痛かっただろうと思います。
もう少し足がしっかりするまで、砂の上でのウンコは危険です。

マースが1ヶ月たらずで歩けるようになったのは
常に誰かが足を動かしていたからかな、と思います。
私も常にマースの足を動かしていたし、私が仕事の時は
母か姉がずっとリハビリをしてくれていました。
あと、ファイテンのアクアミルムという水でミルクを作って飲ませていました。
金を溶かし込んだ水らしく1本500円もしましたが、その時は惜しく
ないと思えたから不思議です。

「小児麻痺の子供がこの水を飲んで治ったらしい」と母がどこかから
聞いてきたのです。(ほんとかな?)
自分で水を飲めるようになってからは新鮮な水しか飲まなくなったので
飲ませていません。
これは効果があったかどうかは不明ですが、おしっこが良く出るようには
なっていました。

他には、外で遊ばせるようになって急激に歩けるようになったようにも思います。
足を引きずりながら、ドサクサにまぎれて少し歩いたりしていました。
起き上がりこぶしのネズミ、マースもすごい反応していましたよ。
う〜う〜言って、くわえて離さなかったですね。

ステロイド剤は、あの人間が使ってるステロイド剤と同じようなものなのですか。
それなら今のマースにはもう必要ないかもしれません。
できることなら薬の力を借りずに動物の治癒力に期待したいですしね。

ちび太さんのホームページの掲示板「ねこ・だやん」にも
時々書き込みしています。ムートンで書き込んでます。
またお暇な時に見てみて下さい。
ちび太さんは15匹くらいの猫ちゃんを飼ってるんですよ。
ち・ち・ちび太のホームページ
BBS↓
http://www.21styles.jp/bbs/tibita/

:2004年1月14日:
育ての親:ムートンさんの話


コチカちゃんはお元気ですか。
11月の奮闘記には、おしっこの時痛がっている時があったと
書いていらっしゃいましたよね。
なんともなければいいんですが。

私は昨日から3連休中でマースとずっと一緒にいます。
今日はマースがいなくなって大変でした。
以前、よその家の庭に入り込んで出てこなくなったこともあって
あまり外には出さないようにしているのですが、
あまりにも出たそうに外を見つめていたので、少しくらいならいいだろう。
と思ったのが間違いでした。
しばらく庭でチョロチョロ遊んでいたのに
目を離したすきに姿が見えなくなってしまったんです。
風の中、なんとも言えない空虚感が・・・。
慌てて(半泣)家の周りを探すこと30分。
隣の庭から声が聞こえたかと思うと何食わぬ顔して植え込みから出てきました。
心配しすぎなのかもしれないけど、マースがいない生活はもう考えられなく
なっているので必死で探したんですよ(^_^;)
親バカですよねー。

先日、足の筋力強化の為にキャットタワーを購入しました。
天井まで4段あったのですが、2段までしか上れないので
結局2段に組み替えました。
最初はなかなか上れなかったのが、随分すんなりと上れるようになっているようです。
上るのは手の爪を利用しているので足は鍛えられているのか?とも思います。
降りるのはやはり上手く着地できないようで、ちー玉で着地している様子。
大丈夫なのかなぁ?

それと猫砂にエバークリーンという砂を購入しました。
よく固まって、水分を含むといい香りがするとのコメントにつられたんです。
たしかによく固まるし、おしっこをさせた後は洗剤のような香りがします。
ですが、その匂いがマースの足や体についたままなんです。
その足をマースが舐めたりするので体に悪くないのかな?とちょっと心配。
そんな私の心配をよそに、マースはえらくお気に入りで
トイレ(砂場)に行くのを楽しみにしているみたいです。
トイレでまず寝転んでゴロゴロしてるし。
最近はおしっこをしたくなると、とりあえずトイレに行きます。
私が気づいてあげられなかった時は、トイレの周りにおしっこやうんこが飛び散っていました。
おしいな〜。トイレの中じゃないのが残念です。
やっぱり砂場だと足がフニャッとなってしまうからでしょうか??
自分では思うように出せないけど、出そうという努力はしているみたいですね。

人間が刺激してもチャーッとでるだけで、何回も刺激しないと全部出し切れないんですが
あの変の神経はどうなってるんでしょうね?
コチカちゃんの場合はしぼり出すんですよね。
ちょっと恐い感じがしますが、しぼり出せばジャーッといっきに出るのですか?

コチカちゃん、写真で見ても随分大きくなりましたね。
コチカちゃんじゃないですね、もう。
コチカくんの方がいいかなぁ。

マース大人っぽいですか?
今で生後半年くらいです。
病院の先生が「7月15日生まれぐらいでしょう。」と歯を見て計算してくれました。
最初はオスかメスかはっきりしませんでしたが、すこし膨らんでいたので
オスだろうと思っていました。

マースが我が家にやってきて幸せな反面、マースを預かってもらっている実家の猫
チャッピーが家出をしてしまいました。(16歳の高齢です)
ちょうど実家の立て替えとも重なっていて、かなりのストレスだったと思います。
新しい家にはチャッピー用の出入り口も作っていたのに
引越しの前日、新しい家に連れて行き出入り口を教えようと
そこから出して、それきり帰ってこなくなってしまいました。
もういなくなって3か月ほどになるでしょうか。
チャッピーのことを思うと、ほんと辛いです。

:コチカの飼い主:

こんばんは。

寒いですね〜
今朝のお散歩はさすがに辛かったです。。
それなのにうちのコチカは長々と外にいたくて。
猫ってこたつで丸くなるのが常識ですよねえ(笑)。

コチカのために、縁側のある廊下、
洗面台とお風呂場、2階の1室は網戸にしてあるので、
台所の引き戸(うちは古い木造家屋なので)を開けると、
外と同じくらい寒いです。

ムートンさんのお宅はお庭があっていいですね。
うちは借家で、大家さんの庭はありますが、
鬱蒼としているので、虫が恐くて降りたことがあまりなく、
コチカを出したことがありません。
もちろん外へ出したら、どこかへ行ってしまう、
というのも心配だからですが。

うちの周辺に猫たちがたくさんいる比較的安全な場所ではあるのですけれど、

コチカはおしっこが膀胱に満水になると漏らしてしまうので、
何かの都合で何日も家に帰ってこれなくて、
お尻が汚れて、虐待されたりしたら嫌なので、
外へは出さないのです。

だからリードをつけてお散歩します。
去年(2003年)の5月くらいからですが、
最初は恥ずかしかったけれど最近ようやく慣れました。

→ 脱走。そしてお散歩への日々('4年5月)

* * *

マースくん、無事帰ってきてよかったですね。
私も、こんなはずじゃあなかったと思うのですが、
コチカがいなくなってしまうと、もういてもたってもいられません。

チャッピーがいなくなって淋しいですね。
どこかでいい居場所を見つけて、
ぬくぬくしているといいな、と思います。
あーでもなんか悲しい。。
こういうことがあると悲しいから、
動物を飼うのは嫌だったんですよね。。

* * *

マースくんの誕生日が7月15日と聞いて驚きましたが、
コチカもだいたい(笑)7月17日です。
9月2日に拾って、翌日獣医さんに見せたら、
50日くらい、といわれました。

50日とはおもしろい言い方だな、
と思ったのですが、
歯を見て逆算することもできるのですね。
ふーん。。

* * *

猫砂は、いろいろ使ってみていますが、
細かすぎると、足の指に挟まってしまい、
その辺に落としたりするし、
大きすぎるとかたまりにくく、
トイレにも捨てにくいので、ようく考えて選んでいます。
今は、こちらの量販店で“ダイクマ”というのがあるのですが、
そこが独自に開発しているものを使っています。
1cmくらいの長さのパイプ状になっているものです。
結構種類あるし、どんどん使いやすいのが出てきていて、
猫を飼っている人からの要望も結構あるのだろうな、
と感心しています。

匂いに関しては、
私が匂いアレルギーなので……香水やお線香類全部……、
無臭なものを使っています。

でもシャンプーなどは、かなり匂いがきついですよね。
濡れた毛を舐めて乾かすのに、ほんと、心配になったりします。
でもちゃんと大丈夫にできてるんだろうな、と楽観してますけど。。

* * *

コチカのおしっこのさせ方は、
もうモロに膀胱をつかみ、
水の入った風船を絞る要領で、出します。


排尿のときの痛みは、
そういえば11月からずっとですねえ。
痛がらないときもあるので、放ってあるのですが、
だめかしらん。

他の臓器をつかんじゃってるのかも知れないし、
皮や毛がつっぱって痛いのかも知れないのですよね。

遊んでるときや、外に他の猫がいるとかでそわそわしているときに、
人間の都合でと無理やりさせると、体に緊張みなぎっているので、
うまく出せなかったり(力を入れて抵抗しているように見える)します。
寝込みを襲うのが、一番楽に出せるようです。
脱力して体全体がたらん、としていて。。

* * *

神経の関係で目に白い幕が出たままだった、
というのは、何だったのでしょうね。

眠くて目をしょぼしょぼさせているとき、
猫って中央から白い幕が出てきますよね。
あれのことでしょうか?
うまく治ってよかったですね。

* * *

もうすぐ夕方6時。
コチカはもう1時間も前から、
ご飯〜ご飯〜と言いながらうろうろしています。

たった今は疲れたのでしょうか、
私の隣で横になったまま首だけ回して、
あぉーん、あーー、とか言っています。
私がまだまだ、というと、
ぁぁ、と低い声を返します。
顔の筋肉がだれっと下に落ちていて、
人相よろしくないです(笑)。

ちなみに、ウンチの申告のときには、
あっぁぁ、と言います。

あ、6時になりました。
ごっはんだごっはんだ〜

:2004年1月14日(水):
育ての親:ムートンさんの話

毎日のお散歩、こう寒くなると大変ですね。
私は寒がりだから、早朝の散歩なんてぜーったい行けません。

マースにもリードをつけて散歩させようとしたこともありましたが
嫌がって付けさせませんでした。首輪もすごく嫌がるので付けていません。
外に出たいと鳴く時は遊んであげることにしています。
そうすると外のことを忘れてくれるので。

神経の関係で目に白い幕が出たままだった。というのは
そう、中央にあるあの白い幕のことです。膜かな?
瞳孔の大きさもかなり違ってましたので、片目はあまり見えてなかったの
かもしれません。
正直言って、足はある程度回復しても目は一生治らないかもしれないと
思っていました。
でも足が少しずつ動くようになるにつれ、目も綺麗に治ってしまいました。
ほんとよかったです。

小さい頃はおなかに虫もいたんですよ。
食欲旺盛なわりにガリガリだったんですが
ある日、うんこに白く細長いものを確認しました。
実家でもやしでも食べさせられたか?と最初は思っていましたが
2〜3日後、またうんこに白く細いものが。しかも今度は動いていました!
ちょうど予防接種を受けに行こうと思ってたので
ついでに病院で薬をいただきました。
3日ほど、うんこに虫が出ていました。
あんなに沢山の虫が、あの小さいおなかにいたとはねえ。
驚きでした。
それからは少し太れるようになったみたいです。
虫に栄養取られてたんですね。

ではまた。

ムートン

マースの目、こんなんでした。

:コチカの飼い主:

リードをつけるには、マースくんはまだ小さいですしね。
リードの金具が重いのでしょう。
コチカも最初は首輪もリードも嫌がって大騒動しました。

首輪だとかわいそうに思えて、ハーネスにしてみましたが、
するりと抜けてしまって、だめでした。
かといってきつく締めると窮屈そうですし。
猫は犬と違って骨が柔らかいので(人より1割がた関節が多いのですって)、
ハーネスはだめみたいです。

ちょっと大きくなってからは、長さ調節可能のリードの止め具を、
キーホルダー用の軽いのに変えて使っていました。

今は鈴のついた首輪をしています。
これも最初は、顎のすぐ下で鳴るこれ何?
といった様子で、頭を振っては考えたり人間の顔を見たりしていましたが、
割合すぐに慣れました。

鈴をつけておかないと、
名前を呼んでもだまってましたからね。
最近は、ときどきは返事をするようになりましたが。
でも、考え事なぞをしているときに、
音もなく入ってこられると、
心臓が止まるほどに驚くことがあるので、鈴は必需品です。

* * *

マースくんの目の幕は、
私が思ったよりもひどかったのですね。
治って本当によかった!
脊椎を痛んでいたのでそうなっていて、
よくなるにつれて治ったということなのでしょうか。
生まれたときからなのでしょうか。
いったいマースくんはどこから来たのでしょうね。

コチカも視力が悪いようでしたが、
栄養失調からくるもののようでした。

でも猫って至近距離はよく見えないようですね。
ある程度遠視というか。
コチカを見ていて、そんな気がします。

* * *

おなかに白い虫なんて、うわ〜
よく虫下しの薬、というのを聞きますが、
そんなにたくさんいるものなんですね。
コチカはそういうのはなかったです。
ノミはすごかったですが。
うちに来て初めてお風呂に入れてみたら、
小さな体にゴマをかけたみたいにいっぱいいて、
仰天しました。
さぞかしかゆかったろうなって。

:2004年1月17日(土):
育ての親:ムートンさんの話


こんばんは。
今日はマースに鈴付首輪を再度付けてみました。
気が狂ったように興奮してしまい、挙句に足蹴りをくらい
あごから血が出てしまいました。
足の力がだいぶ強くなったのねー。と泣き笑いです。
危険なので結局首輪は外してしまいました。
コチカくんは鈴、平気だったんですね。
辛抱してしばらく付けてたら慣れてくるものなんでしょうね、たぶん。
朝、実家に連れて行く時、マースが見当たらないことがあるので
鈴は是非付けたいんだけど。

昨日は夜中に餌を銜えて2階までやってきました。
以前からお腹がすくと餌を小分けしてある入れ物を銜えてきて
私の前にポイッと置いて知らん顔するんです。
「おい、お腹すいてるんだぞ!」とばかりに。
ニャンとも鳴かないのが不気味でしょ。
夜中は更に不気味で、コトン。コトン。と階段を餌入れを銜えて1段づつ登ってくる音が聞こえます(笑)
自分だけでも登るの大変なのに、必死に銜えて時々階段に置きながら
銜えなおしている姿、涙ぐましいです。

私のところまで持ってきても鳴かないものだから、朝まで気が付かないことも
あるんですよね。(外に出たい時は、あんなに大声で鳴くくせに。)
その姿をどうにか写真に撮りたいと思うんだけど、いつもいきなりだし
動きが激しいので、なかなか難しいのです。
撮れたら送りますね。

餌は自分の腹具合で食べているようで、お腹がすいてないと
まったく食べなくて、お腹がすいてから食べに行きます。
時々夜中にお腹がすくんでしょうね。

* * *

マースはどこから来たんでしょう?ですが、
どうやって来たかは少し心当たりがあります。

マースが来る2ヶ月程前から近所の猫が遊びに来ていました。
最初は逃げていたけど、餌をあげているうちにすごくなついて、
毎日夜の10時に来るようになりました。(10時に来るのでテンちゃんと命名)
マースはこのテンちゃんが銜えてきたんじゃないか?と睨んでいます。
肩の血は、テンちゃんが銜えた時に傷ついたのかな?とも思うのですが。
玄関は段になっているので、銜えたまま登れなかったのか
その段の下あたりでマースは倒れていたんです。
こんな場所に持ってくるのは、どー考えてもテンちゃんしかいないんじゃないかと。

あとで知ったことですが、テンちゃんは近所のおじさんが飼ってる猫でした。
野良猫だったらしく、かわいそうに思いちゃんと避妊手術をして
駐車場で飼っているそうです。(おじさんは仕事でほとんで家にいないからかな?)

コチカくんは捨てられてたんですよね。
捨てられたと言うことは、それまでは誰かに飼われてたんですよね。
前の飼い主はどうやって育てていたんでしょう。
おしっこやうんこ、ちゃんとさせてもらってたのかなぁ?
捨てるくらいだから、そうは思えないですね。
そう思うとコチカくんにとっては捨てられたことがラッキーでしたね。
やっぱりコチカくんも強運の持ち主だったんだと思います。

マースのお腹の虫は、すごーく長かったんですよ。
うんこにグルーッと巻きついてました。
その先が微妙に動いてて、「ギャー!」って感じでしたね。
ノミも数匹いました。
病院でノミの薬(アドバンテージ スポット)をもらったんだけど4つ入って5000円もしました。
うー、こんなに高いなら自分でノミとればよかった。
実はノミとりはすごく得意なんです。
くしですいてプチッと潰すんです。
あとはコロコロで猫の寝ているところを転がすと卵がコロコロについてくるので
それも全部プチプチと潰します。これが結構快感なんです。
最近は外にもあまり行かないので、まったくいなくなったようです。(残念?)

:コチカの飼い主:

足蹴りされたんですか。
あらあ。
最初は軽いひもに鈴をつけてやったらいかがでしょうか。

* * *

袋をくわえてやってくるって、かわいいですね。
コチカは、やーやー鳴くだけです。
もっとも冷蔵庫に入れてあるからですが。

マース君は
鳴いただけでは伝えられない、
と思っているのでしょうか。
かしこい猫ですね。

猫って、犬と違って、
いっぺんに食べなくて、ちょこちょこ食べるのですね。

小さいうちは1日中そんなで、
でも成人というか、成猫になったら、
1回か2回に分けてやるのだ、と聞きました。
コチカは夕方6時にやり、夜通しかけて食べています。

* * *

テンちゃん(面白いネーミング^^\)の話は感動的ですね。
ここにつれてきたら、なんとかしてくれる、と思ったのでしょうか。
その後もまだテンちゃんは来ていますか。
よろしく言ってください……なんて。

* * *

ムートンさんって、とってもおおらかな方なのですね。
ノミの卵をプチプチ……って、私にはできません。
ものが壊れないよう覆うための、
ビニールのプチプチだったら私も好きですが(笑)。

だって、ノミのライフサイクルはこんなにすごい!とかいって、
恐ろしいことが書いてありますから。

あれ本当なんでしょうかね。
コチカを連れてきて数日は、ノミと一緒に数日を暮らしていたのに、
それでも、それほど増えず、すぐいなくなりましたからね。
こないだコチカを洗濯したら(うちではこう言います)、
コチカの体に一匹いて、びっくりしましたが。

ノミの薬は病院で買うと高いですよね。
でも、市販されているのは成分はほとんど同じで、
もうちょっと安いです。

あ、私は23日から2月3日まで出張で不在です。
なので、お返事は書けませんが、
思いついたことがあったら、どしどし送っておいてください。
帰ってきたら、読むのを楽しみにしていますから!

:2004年1月21日(水):
育ての親:ムートンさんの話

しばらくコチカくんとお別れで寂しいですね。(あ、ご主人とも)
ご主人も仕事でいないと、ほとんどコチカくんは一人でお留守番でしょうか?
なんだかかわいそう。
でもコチカくんはもう大人だから平気かな。
マースはまだ一人で長い時間お留守番できないんですよ。
だから寝ている間にソーッと出かけます。
お昼はほとんど寝てるから大丈夫なんですが、起きている時に出かけようものなら
鳴いて鳴いてどうしようもないです。
「どこ行くの〜?」と悲しそうな顔を見ると、なかなか出ていけなくて。
姿が見えなくなっただけで、鳴いて探すんです。
嬉しいけど、すごく困る。
かなりの過保護になっているかもしれませんね。

テンちゃんは毎日やってきます。
最近は朝晩。
朝は私が起きてくると裏口のドアの前で待ってます。(影が映ってるのですぐわかります)
晩は私が仕事から帰ってくるともう玄関で待ってます。
寒〜い風の日も雨の日も。涙ぐましいテンちゃん!
今日テンちゃんに、ひまわりさんが「よろしく言ってたよ」って伝えたら
ニャ〜♪って言ってましたよ(笑)

マースがくわえて来るのは袋じゃなくて、小さな丸いタッパです。
くわえやすい角度があるらしくて、何度もくわえ直して
よし!とばかりに小走りに走ります。
早く目的地まで持って行こうとしているのでしょうね(笑)
かわいいです。

:コチカの飼い主:

コチカも、そうですね、
小さいときには、鳴き叫んでかわいそうでした。

2階の窓のフェンスのわずかなスペースに、
網戸の囲いを作って、
コチカがいつでも外を見られるようにしてあるのですが、
そこから鳴いて、私が3軒向こうの曲がり角を曲がるまで、
声が聞こえていて、後ろ髪を引かれる思いとはこのことか、
といつも思いました。

トイレに行くのでも、出て行くのだ、と思って、
後を追っかけてきて、トイレの前で待っていたりしていました。

最近は私が出かけても、
家で寝てる方がいいや〜というところでしょうか、
よほど間が悪いとき以外はなにも言いませんね。

マース君はまだまだ小さいですから、
一人ぼっちは淋しいでしょうね。

* * *

テンちゃんの話、面白いですね。
写真もあったら見せてください。

近所のノラちゃんや飼い犬たちの話、聞くの好きです。
彼らにも毎日の生活に変化があって、
なんだかドラマじみているのですよね。



2/4
:コチカの飼い主:

帰ってきました。
温かいですね、なんだか。

ムートンさんもマース君もお元気でしたか。

久しぶりに会うコチカは、なんだかとっても汚くなっていて、
それでも2日前くらいに夫が洗濯してやったそうなのですが、
顔もグレイで、どこのチンピラ猫かいな、という感じです。
白い毛皮は困りものですね。

久しぶりに会っても犬と違って、
ナンのリアクションもないのですね、猫って。
それともコチカだけなのかしら。

ただいま!と声をかけたら、居間で寝ていたコチカは、
あれ?というような顔をして、にゃっ、といいましたが、
だから何?という感じで、また寝てしまいました。
しばらくして私が落ち着いたら、
よしよしして〜と寄ってはきましたが、
ご飯〜というのも散歩のねだり方も、いつもと同じです。
なんだかつまんない。。
とはいえ、だからほっとしたりもするのですが^^\

またマース君の日常生活、お知らせくださいね。
楽しみにしています。

2へ